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マルチ商法に騙されて人生が左右されてしまうこともあるので気をつけましょう。

マルチ商法とは?
仕組みや手口・問題なども合わせて紹介

ねずみ講の仕組みイメージ図

マルチ商法は連鎖販売取引とも呼ばれていて、ネットワークビジネス(MLM)が代表手法です。
仕組みはねずみ講と似ていて、法律の規制を受けないことを理由に、あからさまなねずみ講ではなく商品を売る権利の販売をするケースが多いです。

実際に上層部になると、ほとんど何も働かずに高額な所得を得ている人も存在します。
上手くいった場合の事例で儲かる仕組みを説明して、お金のない学生や主婦が借金をしてまで契約させられてしまうケースもあります。

実際にマルチ商法で利益を出せる人は全体のごく一部で、大半の人は1件も契約を取れずに終わってしまいます。

マルチ商法の仕組み

まず先にねずみ講について紹介します。
ねずみ講はピラミッド型のお金分配システムのようなものです。

たとえば既存会員のAさんがBさんに10万円で会員になる権利を売った場合、Aさんにはその半分の5万円が入ってきます。
Aさんが会員にさせたBさんが新たにCさんを会員にさせると、Bさんに5万円、Aさんに2万円入ってきます。
さらにCさんの獲得した会員。さらにその下など当初にAさんから契約した会員と繋がる人が増えてきたら、全ての契約金の一部がAさんにも入る仕組みです。

1人が複数人の会員を見つけることも多く、自分が会員を契約させれば、どんどん下に人が増えて不労所得を得られる仕組みです。
この例では最初にBさんを紹介したAさんがもっとも有利な立場になります。
1人でも会員を見つけて、さらに自分の下の会員が頑張って活動してくれれば何もしなくても高額所得を可能になりますが、大半の人は1人も会員を見つけられません。

会員を獲得できれば、最初に払った10万円を簡単に回収できますが、1人も会員を見つけられないとお金の入ってくる要素はないので10万円分の損失になります。

こうした会員の権利だけを売るものはねずみ講と呼ばれて法律で禁止されています。
マルチ商法はねずみ講を応用して商品や商品を売る権利、割引される権利などを付けたものです。

定番商品はサプリメント、浄水器などがあります。
最大手のアムウェイの場合は豊富な商品ラインナップを持っています。

マルチ商法のよくある手口とトラブル

マルチ商法の悪評を言う男性

マルチ商法に引っかかる人は悪評を知らない人が大半です。
マルチ商法の世間体が非常に悪く、周囲にマルチ商法をやっている話をするだけで勧誘していなくても友達が離れていくケースもあります。

マルチ商法は「あなたが今話を聞いて魅力を感じるのなら、友達に紹介すれば共感してくれる人はたくさんいる。そうすればあなたの払ったお金は簡単に回収できる」という謳い文句で誘惑してきます。

また、マルチ商法で多いのは最初の2人までの紹介は受け取れる金額のパーセンテージが高くて、2人紹介すれば初期費用を回収できるシステムです。
「友達のなかで2人だけでも紹介してくれれば元を取れる。友達への説明は自分も一緒にやるから。友達が多いのなら絶対に損はさせないよ」
このように、友人・知人への勧誘を手伝うと案内されます。

実際に説明ができないうちは勧誘を手伝ってもらって、友達に対して「会わせたい人がいる」などといってベテラン会員を同席して勧誘するのが王道手法です。
紹介者やその上のベテラン会員も自分の下に入る会員が増えればメリットはあるので、言葉だけではなく連れてきた友人に対して全力で勧誘をしてくれます。

しかし、世間ではマルチ商法は悪評が広まっていますし、不安になってネット検索をすれば否定的な内容がズラリと並んでいます。
結果的に会員は獲得できず大切な友達を失い、地元で悪評だけ広まって終わることがほとんどです。

悪質なマルチ商法ではサプリメントや浄水器などを30~80万円ほどで売っている事例もあり、絶対に損をさせないという言葉に惑わされて借入をして借金地獄に陥る事例もあります。

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