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任意整理は、弁護士や司法書士が金融業者と交渉をします。

任意整理の歴史

日本人の10人に1人、およそ1300万人が消費者金融を利用しています。
担保も取らず、身分証明書だけで小口のお金を貸してくれる消費者金融とは、一体いつ頃から始まったのでしょうか。

消費者金融の始まり

1960年代、戦争の余波が一段落した日本経済は、金融自由化への道を歩き始めました。

その動きを懸念した都市銀行が消費者金融へと参入し、消費者金融のブームの先駆けを作ったと言われています。
しかし銀行が個人にお金を貸す場合、使用先制限(目的ローン)があったり、保証人をつけるなど、簡単にお金を貸してくれる仕組みはまだありませんでした。

そこに目をつけたのが信販系のカード会社です。
個人消費の増加と高度成長期の波に乗って、お金を貸し付けてくれる機能のついたクレジットカードの需要は瞬く間に広がっていったのです。

そしてそれに注目した、アイフル、アコムといった消費者金融の専門会社が続々と参入していきました。

消費者金融の台頭

消費者金融の闇

しかし、制限を超える借金を作ってしまう人が多発し、借金返済が滞る人に対して、消費者金融会社による強引な取り立てや悪質な嫌がらせが頻発しました。

それによって借金苦による自殺などが大幅に増えて、社会問題化していったのです。
平成18年の自殺者数32,155人の中で、消費者金融の多重債務が原因とみられる自殺者は約8,000人と報告されています。

多重債務が原因の自殺者増加

事態を重く見た日本政府は貸金業規制法の制定へ向かって大きく舵を取るようになりました。

貸金業法の改正

2006年(平成18年)12月13日の第165回臨時国会において、「貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律」が成立し、2010年(平成22年)6月18日、改正貸金業法が完全施行されました。

貸金業規制法の制定
施行によって決定した事

出資法の上限金利は29.2%から20%に引き下げ

みなし弁済制度の廃止

「個人向け貸付け」の借入総額が原則として年収等の3分の1までに制限される「総量規制」の実施

この改正によって、今までのグレーゾーン金利が撤廃され、今まで金利を多く払っていた利用者が、弁護士を通じて過払い金請求をするようになり、借金返済の負担を軽く出来るようになったのです。
そして自殺者も徐々に減少していきました。

任意整理のメリット

借金を返済しなかった場合、今までは「自己破産」の道しか選べなかったのが、改正によって、

任意整理

民事再生

自己破産

3つのうちから選択できる様になりました。
その中で、一番利用者に負担が少なく借金を減らせる方法が「任意整理」です。

任意整理とは、裁判所などの公的機関を利用せず、弁護士や司法書士に頼んで金融業者と交渉をして貰う事を言います。
これによって、毎月の支払額がかなり減免され、生活を脅かされなくて済むのです。

弁護士や司法書士が金融業者に「受任通知書」という書類を送り、あなたの代理人として今までの取引履歴を確認し、利息制限法に基づいて借金金額の見直しをしてくれます。
だいたい2~3割は債務が減るのが普通です。

あなたがもし、借金で悩んでいるのなら、是非一度、弁護士か司法書士に相談されてみてはいかがでしょうか。

私達専門家にお任せください。 無料相談受付中
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